じぇねくそぼーど

所詮は落書き。

いろいろちかれたという呪詛

お久しぶりです。

そろそろ新学期が始まります。今学期はもっと有意義に過ごせたらなぁと思ってますが, 色々振るわないのも事実です。うんち。

何かと言語化しようとして, 今までできなかったものを殴り書きたいという衝動に駆られてこれを書きました。

 

 

思えば去年3月からの進歩があまりなかった気がする。

コロナでラボに行けなくなって, ひたすら虚無に浸かっていた4-7月, ほんのちょっぴりだけ本気出した9-12月, そして何故かまた意気消沈した1-2月。どうしてあんなにモチベが死んでたのか色々考えたけども, 納得のいく答えが未だない。単純に怠惰だったのと, 環境がまるでカスだったことが重なったのか?ということくらいしか思いつかない。 

ただ確かなのが, 言語化することすら困難な退廃的でオワオワリな思想が脳味噌にこびりついたということだ。

試験のとき, 全然やる気が出なかった。試験の結果なんて, 科目に興味ないから捨てるか, 興味あったから完璧に破壊するという両極端なパターンしかなかった。恐ろしいのが当時, 試験を「捨てる」ことに全くもって抵抗がなくて, どうせ興味ないことを得意にしたところで意味がないと思ってた。テスト勉強の時間より多分アトキンズとかウォーレンとかヴォート/レーニンジャーとか, redditで流れてきた論文とかを読んでた時間の方が5倍くらい長かった。ボーッと何か化学書数学書を読んで, その知識を何となく取り入れて考えるみたいな感じ。解剖や微生物の知識がないことよりも, 微積写像がよくわからないとか, 春化がなんたるかとか, SREBPの仕組みの解明とかの方が自分にとってよっぽど重要だった。

1年生の時は前期にちょぴっと物理のテストで死んだこと以外は全て納得のいく結果になってた。そこからの落ちぶれ度が計り知れない。うっかり落とし穴に落ちたというレベルじゃない。意気揚々と崖から飛び降りた感じだ。

同時に家庭関係も割と雲行きが怪しくなって, 微塵もモチベがなかった勉強が捗ってないことも積もって, 益々現実逃避が酷くなりゲームに逃げた。ここら辺のド真ん中で書いたのがこれ。

https://asdfgenex.hatenablog.com/entry/2020/05/13/140305

 

そんなことを繰り返してたら, だいたい考えてることが化学の話か, CSGOの話か, LoLの話か, みたいに思考のレパートリーが片手で数えられるくらいに激減した。それでいいと思っていたけど, 段々周りとノリが噛み合わなくなって, ライフスタイルについても将来のこともキツめに言われ始めた。割と真面目に人生どうでも飯田橋みたいな感じで思ってたので, 将来がどうなろうと知ったことではなかった。どうせ臨床には行かん, あれもこれもどうせ価値のない無駄な足掻き, そういう観念で動いていたので, 本気で人の話を聞いてる時はおそらくここ半年間で一度もなかったと思う。

そうすると, 自然に人間関係にも疲れを覚え始めた。話が合わなくなってきたと思った。自分が「なんか合わないな」という固定観念に動かされているのか、それとも本当に噛み合わなくなったのかどうか?何故かはわからない。

まともに会話することも減って, そのうち会話することすら煩わしくなった。喋る理由が見出せなくなった。会話していて抵抗がなかったのは高校の友達とか, 付き合いが長いFFとか, ラボの先生方とか。それ以外の人間に対しては本当に喋ることすら拒絶しつつあった。家でも, 家族は訳のわからない話題で争ってばかり。いよいよ家すら安息の場でなくなりつつあった。

そういえば, 大多数の他人からどう思われるかも考えることがなくなった。自分が良く思われて欲しい, 何があっても関わりを大事にしたいという人々からの認識だけにフォーカスすることにした。その人たちとは真摯に付き合って, その他はまぁいいや, と思って会話どころか, 出会うことすら避け始めた、

喋ることへの拒絶は次に「繋がり」そのものを持つことに対する拒絶になって, そこで半ば衝動的にLineも消してinstagramもアンストした。所謂「人間関係リセット症候群」に近いものかもしれない。一番快適な環境を作るためには, 好きじゃないものを片っ端排除するしかないと思っての行動だった。どうせ4月になれば, 殻に篭っていられないだろうけど, 知るかよ, バーカ。周りは気にもかけないと思えば, 驚くことにLineを何故消したのかどうか問い質す内容の連絡が思った以上に多かった。非現実的な願望だが, できれば4月から存在を忘れて欲しいし, 何なら3年次編入で入った新入生とでも思ってもらえれば個人的に気が楽だ。

 

 

これが正気の沙汰ではないことを思い始めて, どうにかしなきゃ, やべえ終わる, とか最近になってようやく感じ始めた。でもそこで何故か思い止まるのである。別に自滅してもいいんじゃね?と。理由はよくわからない。積み重ねてきた「無駄」な知識が惜しいの?築いたつもりのpseudo-closed communityが惜しいから?それとも他に何かあるのか。

でも, 何か取り返しのつかない, 恐ろしい病にかかったという感覚だけは付き纏う。生きることが厭になったとか, 死にたいとかそういう話ではなくて, 静かに快くフェードアウトしたいのに近い。外から見ればバカなだけ。